入社手続きが完了すると、間もなく派遣先への勤務日がやってきます。派遣社員としての出勤初日は、どんなことに注意すべきでしょうか。ビジネスマナー?身だしなみ?持ち物は?特に初日は緊張するもの。勤務日までに用意するものや準備のポイントをみてきましょう。
目次
入社手続きが済むと派遣先での勤務がスタートします。
新しい生活への前向きな期待がある一方、実際に出社する日が近づくと緊張したり不安を感じたりします。
落ち着いて初日を迎えられるよう、前日までに準備しておくとよいことは、次の3つです。
身だしなみは、登録面談のときと同じで、清潔感が大切です。
髪型は業務中に乱れて頻繁にお直しをするようではいけません。長い髪はまとめて、表情がよくわかるようにしましょう。お化粧はノーメイクも派手すぎるメイクもNG。明るく落ち着いた印象のメイクにしましょう。
当日着ていく服も、パリッとしておきたいもの。シワのないビジネススーツや、職場によってはビジネスカジュアルが良い場合もありますので、派遣元の担当者に確認しておくとよいですね。夏でも冷房に弱い方は、ひざ掛けやカーディガンなどを持参しましょう。靴はほどよいヒールで歩きやすいビジネスパンプスで。サンダルなどはやめておきましょう。バッグは資料や書類を受け取ることがあるため、A4サイズが入る大きめサイズのものを用意してください。そして、通勤がストレスにならないよう、持って気分が上がるものを選ぶのがコツですよ。ノートなどについては次の項目で説明しますね。
それから、自己紹介のひとこと挨拶は準備しておきましょう。顔と名前を早く覚えてもらうことで、仕事がしやすくなります。これまでどんな仕事をしたのか、持っているスキルや資格、仕事に対する意気込みなどまとめておけば、急に「挨拶して!」と言われても対応できます。1~2分の長さで終わるくらいの内容で考えておきましょう。お話するときは、明るく笑顔を心がけましょう。派遣先のみなさんも、あなたがどんな人か知らないので、少なからず緊張しています。お互いの緊張をほぐすため、笑顔でていねいな口調でお話ししましょう。
出勤の初日に持っていくものは、
一般的に、初日は業務や職場のルールなど、いろいろなことについて説明を聞きます。説明はメモを取りながら聞くようにしてください。そのため、ノートとペンの筆記用具を持参してください。派遣先で準備されている場合もありますが、万一に備えて自分でも用意しておくほうがよいでしょう。
また、ビルへの入館証や記入して提出する書類など、派遣先から渡されるものがあるかもしれませんので、紛失防止のためにクリアファイルなどを持っておくとよいですよ。
最近はペーパーレス化への動きが盛んですが、社内の受け取り確認などではサイン(署名)ではなく押印にしている、という場合もあります。念のため確認用の印鑑もペンケースに入れておくと安心です。
初めて派遣スタッフとして働く場合は、何もかもわからない状態なので、周囲の社員の方や先輩派遣スタッフの方に教えていただくことが多いでしょう。自分から声をかけ、挨拶して、仕事がスムーズに進められるよう、第一歩を踏みだしましょう。
お昼休みの食事について、ランチのお店に食べに行く、テイクアウトする、近くのコンビニ等に買い物に行く、それともお弁当を持参するのか。あなたの勤務先の会社ではどれなのか、事前に知っておきたいですね。お昼休みに食事の買い物に行けるかなどは、派遣元の担当者から説明がありますので聞いておきましょう。ランチやお弁当の他にも、更衣室、ロッカー、休憩室など就業先の福利厚生施設については派遣元から事前に説明されます。説明を聞いたけど忘れてしまった、などの場合は、営業担当に確認すれば教えてくれますので、困ったら連絡してみましょう。
派遣のしくみを詳しく見る
派遣社員としての初出勤、前日までに準備しておくことをいくつかピックアップしました。出勤初日の前は、社会人経験の多い方も少ない方も、ブランクがある方も、期待と不安が入り混じることでしょう。少々の不安なら、口角を上げて笑顔をつくることで気持ちが落ち着くことがあるので試してみてください。あなたの派遣社員としての第一歩でよいスタートが切れるよう、ベルキャリエールは応援しています。
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